はじめに
トランプ関税をきっかけに物凄い下げている。今日だけでも日経平均がー3000円近い下げ。
正直、ちょっとバブル崩壊のきっかけとなった、1989年、1990年の金融政策転換と不動産融資総量規制に近しい状態になっている気がする。
この状態が今後も続く可能性が高いのか、今後どのように資産運用をしていくべきなのかを考えていきたい。
今後トランプ関税は続くのか?どれだけの影響があるのか?
トランプ関税自体は、今後も続いていく可能性が高い。トランプ政権自体は、公約を実行し続けているようにも見えるし、トランプが貿易赤字を解消を目指している事を考えると、結果が出るまでにも時間がかかるだろうし、当面の間(任期の期間?)は続いていくのだろうと思う。
一方で、トランプ関税をきっかけに、各国が交渉のテーブル(今でも50か国以上)について、米国に有利な条件を引き出す交渉が順調に進み関税見直しもあるだろうし、早々にトランプ大減税?政策を実行する可能性もあるので、今後トランプ政権が素早く手を打てるかにかかっているようにみえる。当面の間はやはりインフレが加速し、経済の不透明感から株式市場はあれる状態が続くように思える。
トランプ政権も経済を悪くする事自体を望んでいるわけではないだろうから、率直に米国の格差是正に向けて、別の政策で対応をしてほしい。失業者とか、所得格差が大きくなっているのは、正直貿易赤字とか関係ないので、支持者にうける政策をするにしても、直接的にメリットがある政策をしてほしい。少なくとも世界大恐慌とか、日本のバブル崩壊に陥るような政策だけはしないようにしてもらいたい。
資産運用やNISAは続けていくべきなのか?ポートフォリオの組み立ては?
いずれにしても、経済の見通しが相当不透明な時期に入ってきたようにみえる。投資環境としてはかなり我慢を強いられるタイミングになってきている。今後も株式を保有し、積み立てをしていく方は、数年の我慢を強いられる事は覚悟しておいた方がよいだろう。
積立長期で考えられている方は、基本のスタンスを変えずにやっていくのがいいだろうし、オルカンやS&Pに投資しているのであれば、投資先の企業自体が世界で事業を行っている企業群なので、業績には大きく影響はないと思う。一時的な上げ下げで売買して稼ぐ能力がないのであれば、ホールド+積立継続一択になるだろう。これを機会に本業に力を入れるのが得策だ。
最後に
ちょっと下がりすぎてて怖い気持ちはあるけど、正直絶好の買い場なのかもなと。今日の相場は反発する可能性あるけど、今はトランプ政策とその影響が株式市場に影響を与えてしまうので、株価はあまり見ずに、本業である仕事や事業に精を出すというのが正しい道であるように思う。
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