食べ過ぎないためのマネジメント

食べ過ぎ、飲みすぎを防ぎたい!

 ダイエットをはじめていると、避けて通れないのが、気づかずについつい飲みすぎや食べ過ぎてしまう事。付き合いでの飲み会や個人的なイベント(家族の慶事、仕事でうまくいった、ものすごい失敗した等)などがあると、ついつい飲みすぎや食べ過ぎしてしまうもの。
 ダイエットを決意し、普段の生活や運動が出来るようになったとしても、定期的に訪れる飲み食いイベントは感情的にも避けようがない。せめて、ダイエットにどれくらいの影響を与えてしまうものなのかを知り、出来るだけ抑えたいもの。
 ここでは、どんな時に食べすぎや飲みすぎが発生し、体重を一気に跳ね上げてしまうのか、それをどのように防ぐ事が出来るのかを考えてみたい。

ついつい飲みすぎや食べ過ぎしてしまうのはなぜか?(エモーショナルイーティングの理由)

 皆さんは、ちょっとしたいい事があった時や、凄く落ち込む事があった時、疲れた時等、感情の変化があった時に、今日はお酒でも飲むかとか、おいしいデザートでも買って帰ろうと思った事はないだろうか。
 一説によると、何らかのストレスが発生したタイミングで、コルチゾールが発生し、過剰に分泌されると、そのうちホルモンのバランスが崩れ、食欲の増進に繋がってしまうという事らしい。その結果、高カロリー等の食べ物がほしくなり、ついつい食べ過ぎてしまうとの事。お酒を飲むと余計食べるのが助長されちゃいます。
 ストレートにおなかが空いているわけではないので、ストレス解消もしくは軽減するか、自制心(前頭前野?)を鍛えるというか、高められる事が必要になりそう。

エモーショナルイーティングにどう対応すればよいのか?

 コントロールが難しい感情的な飲みすぎ、食べ過ぎを抑えるためには、原因となるストレスに直截対応するか、飲みすぎや食べ過ぎに対応するか考える必要がある。

①ストレスを解消・軽減する
 ・飲みすぎや食べ過ぎのきっかけとなるストレスを軽減、解消する。
  ストレスの感じ方やストレスを与える根本となるもの(仕事や人間関係等)は、解消が難しいと思うので、ストレスは生じてしまう事を前提に考えたい。
  ・瞑想をする。
  ・運動する
  ・音楽を聴く
  ・仮眠する。
  ・深呼吸をする。 等

②飲みすぎ・食べすぎの機会を減らす
 ・飲み会、イベントへの参加を極力減らす
 ・飲み物や食べ物をストックしない、目に触れないようにする
 ・代替品を準備しておく(ノンアルコールビール、ナッツ等)

③飲みにくい環境を作る
 ・周囲に飲めない(飲まない)事を認識してもらう。
  ・飲めないキャラにする。
  ・周りに飲まない(飲めない)事を宣言する。

 ・飲み過ぎ、食べ過ぎない事がメリットのある状態にする。
  ・ホストとしての役割を担う
  ・ゲームやレクリエーションで、他の楽しみをもうける
  ・話自体が盛り上がる相手やネタを準備する
  ・お酒や食事自体を楽しめるようにする(味わい深いものにする)
  ・お店やお酒、料理についての深い話題を提供してもらう
  ・お店そのものがエンターテイメントを提供する
  ・新しい事に挑戦し、ワクワク感を醸成する
  ・サプライズなどを仕掛ける

 ・自身が達成しやすい行動目標を掲げる。
  (日々の記録をし、達成状況を確認するなど)

 ・周りの力を使って目標を達成する。
  (支援コミュニティや、自身のコミュニティ、断酒等のグループ 等の活用 等)

④食べ過ぎや飲み過ぎしないよう摂取しにくくする
 ・物理的に飲めない、食べられなくする(事前にダイエット食品を摂取しておく、水をがぶ飲みする(1リットル)など)
 ・飲んだ量や食べた量を計測する。
 ・携帯でアラームをかけて注意喚起する。
 ・飲むグラスを小さなものにする。

⑤内的動機付け、意識を変える
 ・飲み過ぎ、食べ過ぎによる悪影響を具体化する。
  ・アルコールによるデメリットを説明する動画を見る
  ・実は少しの食べ過ぎで不健康な体になった実例を見る

 ・飲み、食べのポジティブな面を否定する。
  ・楽しさや満足感、快感ではなく、翌日以降の後悔や体調不良に伴う状況に臨場感を持たせ、考える。嫌な思いをした時のことを思い出す(思い出せるようにしておく)

 ・飲みや食べの場を再定義する。
  ・飲みや食べる事は主ではなく、楽しい時間を過ごす事やお店の接客の仕方、料理の味付け、お店の内容、親睦を深めるなど、本来の主目的をちがうものにする。(実際主目的は違うけど、意識していない事が多い)

飲み過ぎ、食べ過ぎを防止するために

 おそらく、多くの方はなんとなくとか、流れで飲みすぎたり、食べすぎたりしていると思う。
 飲みや食事以外にもたくさん価値を感じられるように日々過ごし、色々な場面での対処法をストックしていく事で、コントロールしやすくなっていくんじゃなかろうかと思います。

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