クレジットカード選びはなぜ難しいのか
社会人になってポイントもたまりそうだし、クレジットカードでもつくろうかな?とか、入会するだけでこんなにポイントがもらえるの?それならちょっと考えようかなととか、なんとなく作ってみたクレジットカードだけど、そもそもどのクレジットカードがいいのかな・・・
ライフイベントの変わり目やふとした瞬間に頭をよぎるクレジットカードどうするのか問題。一方で、実際にクレジットカードを選ぶとなると、これがまためちゃくちゃ難しい。。。
・ポイントがこの条件だとこうなるのか
・入会金がはいくらだと、このランクか。こんな特典がつくけど、コストに見合うのかな
・こっちのカードの方がポイントいいけど、この特典がつかないのか
・これとこれを組み合わせるとお得なのか、今すでにバラバラだな
・この積立NISAのポイント、ここの会社しか取り扱ってないのか。微妙だな
・クレジットカードを紹介しているブログや動画のあげるタイミングによって、説明内容が違ぞ
なんかちゃんと比較されているようでされておらず、ぶっちゃけどうすりゃええねんというのが、率直な所かなと。
この記事では、一体全体どうやってクレジットカードを絞りこんで、比較して、決めていくのが合理的なのかを考えてみます。
そもそもどのようなメリット(価値)が期待出来るのか?
まずは、クレジットカードを保有することによって得られるメリット(価値)を考えてみたい。
- ブランド:本来の機能で、どの国や地域、店舗で使えるのか。かなり重要
- ポイント還元:サービスを無料、安価に利用出来る。まずここが結構重要なポイントで、どこでためやすいのか、どれだけたまるのかを自身のライフスタイルを考える事が必要
マイル還元率が結構大事 - ポイント利用先:ポイントを使える場所や他社ポイントへの還元先や還元率。ポイントがどこで使えるのか、マイル等へ変換した場合の割合等が結構重要で、ポイントの価値が決まる。
- ステータス性:ランクが高いと自慢出来る、支払いの時などにもちょっとした自慢。好みの問題だが、結構重要
- デザイン:持ち物として、持っててうれしいものがよいですよね。キャラクターデザインなどもあり、こだわれるならこだわりたい所。こちらも好みの問題
- 特典・サービス:レストランやサービスの割引、レストランの無料招待、ホテル宿泊券、サービスステータスの付与、イベントへのご招待、コミュニティへの参加、航空ラウンジ、宅配サービス、送迎サービス 等クレジットカード会社により異なる。カードのランクが上がるにつれて重視すべきポイントで、ここもライフスタイルにあわせて考慮すべきポイント。
ここはもう少し主なサービスについて項目をあげてみたい。
•ラウンジ系サービス
•空港ラウンジ
•航空会社ラウンジ
•カード会社ラウンジ(空港、空港外)
•プライオリティパス
•ホテルサービス
•無料宿泊
•優待宿泊
•会員ランクサービス
•レストランサービス
•2名に付き1名サービス
•レストラン優待、クーポン
•リムジンサービス
•イベント招待
•コミュニティ招待
•空港サービス
•手荷物容量アップ
•手荷物宅配(往路、復路など)
•コンシェルジュサービス - 付帯保険:大抵のクレジットカードについており、気にしない方も多いもの
- セキュリティ:こちらも必須機能。これがしっかりしていないとそもそも土俵にのらないが、大抵のブランドは気にしている人は少ないかと。
クレジットカードを手に入れるコストは?懸念点は?
クレジットカードを入手するのにかかるコストは、ご存じの通り、基本的には年会費で、場合によっては入会金がとられる。ここは各会社の入会金、年会費で判断するしかない。
ここでは、クレジットカードをメインとして使えるかどうかを基準に判断するが、どこでお金を使う事が多いのかをまずは気にしたい。これはクレジットカードの利用用途、金額がかなり大事で、ポイントがつきやすかったり、優遇してくれている所で実際に生活で利用しているかが重要なポイントになってくる。過去の明細もみながら考えてみたい。
例えば、SBI証券は三井住友系列のカードでないと、積立投資によるポイントがつかないため、プラチナプリファードを発行していた。
ただし、一定の金額を決済しないと、カードによってはポイント自体がつかなくなってしまった。そのため、ポイント還元率は高いので使おうとしたが、コンビニ等で普段使いせず、一定金額に満たないという事で、年会費分にとどかない場合がある。他の優待はあるものの、あまりうまみがないので、SBIの積立ポイントが改悪されたタイミングでやめてしまった事がある。日常生活で利用している所がちゃんと含まれているかどうかというのは、入る前に確認しておく必要がある。
また高還元のポイントがつくとしても、はたしてクレジットカードをつくらなければその優遇を受けられないのかは気にするポイント。例えばそもそもコンビニなどはポイントが付くところが多いし、商品価格自体もコンビニ以外のお店の方が安い場合が多いので、ポイント還元率が高いからといって、クレジットカードを作ったから得られるメリットとしては実は少ない。はたして、ポイントの還元率やポイントが優遇されている所が、そもそも魅力的であるかは考えておくことが必要である。
他にも気を付けたいのが、特典・サービスが充実しているから入るというのも気を付けたい。
例えば、割引クーポンがもらえるとか、宿泊ホテル無料券がもらえるからとか、プライオリティ・パスがもらえるからなど、実際の中身を見てみると、あまりいいホテルやレストランがなかったり、条件が付いていたり、そもそもクーポンの予約が取れなかったり、使うタイミングがあまりなかったり、あったとしても、実際ラウンジにそこまでは求めていなかったりする場合があるので、気を付けたい。
還元率の話と同様に、個別にサービスにはいれたりするケースや、ホテルをそのカード経由で予約するのがそもそも金額的にお得なのか等、使わなくてもよい、使わない方がいいケースもあったりはする。ここら辺は、未知の経験であったりもするとは思うので、使ってみてどうかで判断しなければいけない所はあるが、気にしておきたい。
クレジットカードはどのようにして選ぶべきなのか?
①まず最初に、自身が何にどれだけのお金を、どこに使っているのかを理解したい。
●支出の主な目的は?
・支出の主要な目的・支出先を把握しておきたい。これは実際の支出の明細をみつつ、どこにどれだけのお金を過去に支払っているかを確認できるのが望ましい。
年間支出金額と主要な支出先(店舗、会社)と金額を把握する。
【主要な支出目的の例】
・生活に必要最低限な利用しかしない
→ポイント還元率重視で、自身がよく使うお店のポイントがよくたまる所をチョイス
例えば、よく使うお店を金額ベースでチョイス。還元率が最も高いクレジットカードを調査
・当然浪費にお金を使って、生活の満足度をあげたい。
・外食が好き
・旅行が好き
・車を使うのが好き
・新幹線等の移動が多い
・特定の経済圏で生活している 等
→支出に見合ったポイントがたまりやすくて、特典・サービスが充実している所をチョイス
例えば、飛行機を使って旅行するのが好きならば、マイルの還元率が高い所やホテルなどの特典・サービスを重視
●どこで使う金額が大半を占めるか?※主な支出先と金額を把握
(ざっくりわかりそうであれば具体化し、消費に偏りがあるか、使わないお店等はみておく)
・コンビニ(セブン、ファミマ、ローソン 等)
・スーパー(マルエツ、イオン、OK 等)
・ドラッグストア(マツキヨ、ウェルシア 等)
・ネットショップ(楽天、Amazon)
・住宅(住宅ローン、賃貸、固定資産税 等)
・外食(高価格帯、ファミレス、チェーン店メイン、 等)
・カフェ(ドトール、スタバ 等)
・タクシー(GO 等)
・旅行(ホテル、交通手段(新幹線、飛行機)、旅行先(国内、海外) 等)
・サブスク
・自動車 等
②次にクレジットでためたポイントの利用目的を明らかにしたい。※可能な範囲で検討
・どこで使いたいか、使いそうか(もっともポイント利用が見込まれるところにためやすくする)
●どこのポイントで使いたいか、ためたいか
・特定のポイント(Vポイント、Dポイント等)で使いたい
・特定の航空会社(Jal、ソラシドAir等)のマイルメインで使いたい
・こだわりがなさそう(この場合はいったん気にしない)
■何にポイントを使いたいか(何に使うのが、最も満足度の高い消費となるか)
・ポイント投資で基本増やしたい
・日々の生活で使いたい(コンビニ、カフェ等)
・特定の商品交換に使いたい
・特定のサービスや体験につかいたい
・航空券に使いたい
・旅行やホテルに使いたい
・寄付したい 等
③最後に、特典・サービスとして重視したいポイントを明確にする。
ここは各社独自性が強いので、個別にみていく必要がある。メイン所としては、ラウンジ(ゴールドカードレベル)、プライオリティパス、ホテル優待(無料やステータス等)、レストラン優待、コンシェルジュあたりが必要かをまずは気にしたい。
個別のサービスがある所は、そこでしか取り扱っていないので、必要性と年会費を含めて、都度検討しておくのがよいと思われる。
■メインで気にしたい所
・空港ラウンジサービスは必要か?
・プライオリティパスは必要か?
・特定のホテルは利用するか(マリオット系列、ヒルトン系列 等)
・レストランはよく利用するか?実際に利用しそうか?
・コンシェルジュサービスは必要か?
その他、各社サービスは気にしておく必要がある。
・特別なイベントやコミュニティを期待しているか?
・特別なサービスを期待しているか(どこかにマイル、どこかにビューン、企業独自体験サービス等)
・特定のラウンジサービスは必要か?(JR、イオン、Jalラウンジ 等)
最後に
以上、クレジットカードを選ぶ前に、まずは現状の支出とニーズを把握する事をお勧めする。
正直、色々とクレジットカードが多く、どのクレジットカードも年会費以上のメリットを享受出来るカードばかりである。そのため、もっとも自然にメリットを多く享受出来そうかを考えるためにも、現在の支出の特徴とクレジットカードに求める価値(特典・サービス)を整理し、最適なクレジットカードを選ぶのがよいと思う。
今度時間がある時に、具体的なクレジットカードの比較を行ってみようと思う。
コメント